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学術的背景

ゲノムデータ解析に関する最先端のハード/ソフトを兼ね備え
生命科学の研究に必要なスキルをもった人材を育成

研究センター長 田村 浩一郎

研究センター長 田村 浩一郎
首都大学東京大学院 理工学研究科
生命科学専攻 教授 理学博士

1980年代から、人の遺伝子情報を全部解読しようとするヒトゲノム計画が世界的にスタートした。そのなかで同時にそれを読み解くためのハードウエア(DNAシーケンサ)の開発が進んだ。その進歩のスピードは目覚ましく、約2年間で10倍の高能率化を実現している。しかし、結果として予想以上に発展したハードウエアを活用し、なおかつ、そこから抽出されるデータを解析するソフトウェアを使いこなす人材の供給が追いつかないという状況が生じている。そこで本研究センターでは、先端技術をマスターした若い研究者を育てることをひとつの大きな目標にしている。

解析ソフトウェアの開発も喫緊の課題であるが、さらには様々なソフトウェアを組み合わせて解析の流れを構築する能力も研究者には求められる。また進歩する先端機器を取り扱う技術や高度な実験技術、データ解析能力など、現在の生命科学の研究に必要なスキルをもった人材の育成が求められている。

次世代DNAシーケンサが設置されている研究専門機関には育成の対象となる大学生・大学院生は少なく、また大学にはそれがほとんど導入されていないため、先端的研究と人材育成を両立できるところがないというのが現状である。次世代DNAシーケンサを導入した本学のように、大学院生自身が最先端のゲノム解析技術を使って研究できる施設は少なく、国内においては先導的な役割を担っているといえる。