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水道システム研究センター

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学術的背景

次の世紀を見通した次世代型水道システムの実現に向けて、産官学連携による多様な調査研究を推進

研究センター長 小泉 明

研究センター長 小泉 明
首都大学東京大学院
都市環境科学研究科
都市基盤環境学域 特任教授
工学博士、技術士
(上下水道部門)

今や水道システムは、いつでもどこでも手に入る不断のライフラインとして認識されており、「安全でおいしい水」への需要者ニーズも日々高まっている。また、日本は世界をリードする高水準な水道技術を有する、トップレベルの水道先進国である。

しかし、高度経済成長期に急速に整備された国内の水道施設は、ほぼ40年を経て老朽化の時期を迎えている。東京都の場合は地中に約2万7千キロ、全国では65万キロの水道管路が埋められている。地中の管路システムは、人間にとっての動脈のようなものであるが、都市そのものの老朽化に伴い、良質な水源確保の困難に加え、維持管理や予防保全対応の遅れなどにより、給水停止にいたる事故や水道水質の劣化を招く危険性がある。目に見えない水道管路の適切な維持管理や予防保全、更新計画、また良質な水源の確保など、水道施設の管理は国民の生活に直結するだけに重要かつ継続的な課題となっている。

本研究センターは、そうした状況の中で水道システムを対象とした産官学共同研究について主導的な立場で参加し、全国の学識者をはじめ東京都や水道事業体、民間企業との強力な人的ネットワークを形成しながら、次の世紀を見通した次世代型水道システムの実現に向けて多岐におよぶ調査研究を行っている。