首都大学東京 研究センター

首都大学東京 Tokyo Metropolitan University

地域共創科学研究センター

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センターの先進性

本研究センターは、このような、学術的背景や社会的要請を受け、先進的な概念や技術を学際的に融合させた研究を進め、地域経済活動につなげる「地域共創科学」を世界に先駆けて提案し、推進する組織を構築する。

生態学や社会学、心理学といった「基礎科学」分野に加え、交通計画学、都市計画学、地理学、農学といった、「地域環境管理学」と言える分野による地域を捉える先進的な研究と、経営学、行政学、情報学といった企業や組織の経営のあり方を研究する領域が高度に融合する実践的な研究・実践体制が必要である。そこで、本センターはこれら多分野の学問領域が融合しつつ地域に関わる研究・実践を行うことを10年間に渡って試行錯誤してきた観光科学域が核となり、さらに地域づくりに科学的に関わるより多様な本学等の研究者が糾合する体制を整える。

本学は東京都という世界最大級の自治体の設置する公立大学として、多様な学問分野を有する教員が所属する比較的規模の大きい総合大学であり、中でも都市・地域づくりの高度な実践研究を多面的に展開する大学院都市環境科学研究科を有することが大きな特徴である。本研究科は地理学、土木工学、建築学、都市計画学、農学、観光学、化学分野等の有力な教員が所属し、地域共創科学に必要な学問分野の大半をカバーしている点が、本研究センターを本学に設置する理由である。また、観光科学域は、国内唯一の理科系に所属する研究教育組織として都市環境科学研究科内に設置され、教員の専門分野は従来の観光学や地理学に加えて、農学、生態学、都市計画学、建築学、土木工学、情報科学で構成されている。さらに、観光振興の手段としてサービス工学分野との研究連携を強化する必要があり、システムデザイン研究科とも連携する。このような多様な学術分野が研究から社会実装まで強く融合した研究領域は、国内外でも希有な存在である。

また、地域づくりの個別技術要素についての先端的な研究を国際レベルで推進するだけでなく、その成果をインテンシブに社会に還元することを課す点が最大の特色である。