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島嶼火山・都市災害研究センター

概要

日本には500程度の火山が存在し、うち111は活火山という世界有数の火山大国である。2014年の御嶽山噴火をきっかけに、日本が火山大国であるにも関わらず、火山研究者が少ないこと、そして火山災害に対する事前準備が不十分であるという、ふたつの問題点が露呈した。近年、国内外の研究者により、様々な火山現象のしくみの解明やモデル化がなされ、火山災害の軽減を目的とした応用的な火山研究にも一定の進展がある。
しかし、火山にはそれぞれに固有の性質があるため、各火山に対して個別の研究が必要であり、それらを十分にカバーする研究体制が整っていないのが現状である。現在国内の大学に設置された「火山」または「噴火」の語を名称に含むセンターや観測拠点の多くは、理学系、とくに地球物理学的なアプローチからのデータ取得や噴火の直前予知に主眼をおいている。

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